当教室は、学部の「成人看護学領域」、大学院の「成人看護学分野(博士前期課程)」「がん看護学分野(博士前期課程)」「成人看護科学研究分野(博士後期課程)」から成っています。
私は2022年4月に着任しました。それまで成人看護学領域の大学院コースは、専門看護師コースとしての「がん看護学分野(博士前期課程)」のみでしたが、2023年度に成人看護学(博士前期課程)、成人看護科学(博士後期課程)を新設、2024年度入学の大学院生から募集を開始いたしました。
当教室では、成人期にある対象者の最適健康を支援するため、科学的思考に基づいた臨床実践と臨床のニーズに基づく看護研究を実践し、患者さんの症状緩和と快適な療養生活に貢献してまいります。中でも、看護理工学的手法を活用して、症状の本質に迫るとともに、そこから必要となる新たなケアや技術を開発し、症状緩和につなげてまいります。さらに国内外の看護学をリードできる人材を育成いたします。
教育だけでなく、研究活動や地域活動にも力を入れております。看護理工学的手法を用いた学際的な研究や産学連携による新たな看護技術・ケアの開発を目指して日々取り組んでいます。
成人看護学に関心がある方、看護理工学研究に興味がある方、研究をしっかり学びたい方、がん看護専門看護師を目指したい方など、共に学び高め合える皆様の入学をお待ちしております。